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スマホ位置情報ゲーム 観光誘客に活用

位置情報ゲームを生かした観光誘客の可能性について議論したフォーラム

 スマートフォンの位置情報を使ったゲームを観光誘客に生かそうと、岩手県は2日、ゲームを活用する自治体や団体による全国で初めてのフォーラムを盛岡市で開いた。自治体や商工会、まちづくりに取り組む団体の関係者ら約200人が参加した。
 仮想空間の陣取りゲーム「イングレス」や「ポケモンGO(ゴー)」を運営するナイアンティック社の広井隆太アジア統括プログラムマネジャーが基調講演。「地域活性化の一環としてこれほど活用されるとは想像していなかった。今後も被災地復興などに役立ててほしい」と話した。
 パネル討論には「イングレス」と地元イベントを連動させ、観光誘客を目指す自治体担当者らが参加した。約2年前からゲーム活用に取り組む神奈川県横須賀市観光企画課の古崎絵里子さんは「県外からのリピーター観光客が増える」と効果を強調した。
 千葉県野田市の関宿商工会青年部の松本知也部長は、4月の地元の祭りにゲームの特別イベントを取り入れた事例を紹介。「多くの人が1カ所に集まる傾向があるゲーム。円滑に進めるためには地元の理解を得ることが必要だ」と語った。
 経済波及効果を研究する公益財団法人山梨総合研究所(甲府市)の千野正章さんは「高齢者の健康増進や防犯パトロールにも活用できるのでは」と提言した。


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2016年11月03日木曜日


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