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<汚染廃棄物>88%が1000ベクレル以下

 宮城県は3日、放射性物質で汚染された国の基準(1キログラム当たり8000ベクレル)以下の廃棄物について放射能濃度の測定結果を公表した。25市町村が保管する計3万4007.3トンのうち、88.6%が1000ベクレルを下回った。
 国の基準値以下で市町村が処理を担う汚染廃棄物の保管量は表の通り。濃度測定の過程で正確な量の把握を進めた結果、6月の集計時よりも減少した。
 県の測定分では、加美町が7506.8トンで保管量が最も多く、大崎市(5522.1トン)、登米市(4747.2トン)、白石市(3275.6トン)の順となっている。各自治体が堆肥化や土壌へのすき込みなど焼却以外の方法で独自に処理できる400ベクレル以下の廃棄物は、計2万1491.8トン(63.2%)に上る。
 国の基準を超すとされながら未指定のままにされ、環境省の再測定で基準を下回った廃棄物は10市町の計1965.7トン。栗原市が最も多く636.0トン、大崎市557.4トン、美里町334.8トンだった。
 濃度別では、4000〜6000ベクレル以下が762.5トン(38.8%)、6000〜8000ベクレル以下が652.7トン(33.2%)、1000ベクレル以下は106.3トン(5.4%)だった。
 一方、8000ベクレル超の指定廃棄物は、県測定分が丸森、栗原、山元、気仙沼の4市町で計76.7トン。環境省再測定分は栗原、大崎、涌谷、加美、角田、丸森、亘理、色麻、蔵王の9市町で計573.1トンだった。


2016年11月04日金曜日


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