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喫茶サロン交流拠点に 障害者介護事業所が開設

ブドウの木のモザイク画が目を引く「やまかぜのベンチ」

 仙台市太白区の市地下鉄東西線八木山動物公園駅近くにある障害者の生活介護事業所「八木山つどいの家」が、地域交流の拠点を目指す喫茶サロン「やまかぜのベンチ」をオープンさせた。入り口の壁面に描かれた大きな木のモザイク画が客を出迎える。

 営業時間は平日の午前10時半〜午後3時。社会性を身に付けてもらうため、つどいの家の利用者が接客を担当する。寄贈されたピアノが置かれ、ミニコンサートや手作り品の販売会などのイベントが開かれる予定だ。
 モザイク画は絵本作家五味太郎さんの絵本「もりにいちばができる」の表紙を図案化した。東北生活文化大生活美術学科の学生や卒業生が半年かけて制作。動物たちが市場をつくる物語のように、動物公園駅周辺のにぎわいを願う思いを込めた。サロン周辺は風致地区で、環境と調和したデザインを選んだ。
 八木山つどいの家は1989年、通所施設として開設された。今年10月に小規模地域活動センターから生活介護事業所に移行し、職員数や部屋数が増えるなど機能が拡充した。移行に必要な設備改修やサロン準備には、市民らからの寄付を活用した。
 運営主体の社会福祉法人つどいの家の下郡山和子理事長は「多くの支えに感謝したい。学生や高齢者、動物公園帰りの家族らが立ち寄り、ほっとできるような地域交流の場にしたい」と話す。


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2016年11月04日金曜日


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