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<ベガルタ>最後まで悪癖 堅守賢攻に手応え

仙台−磐田 後半7分、仙台・ハモンロペスがゴール前に切り込むが相手守備に阻まれる(伊深剛撮影)

 今季最多の1万9315人が集まったユアスタは、ブーイングに包まれた。負ければJ2降格の可能性があった磐田に屈した。渡辺監督は「勝負弱い部分を露呈してしまった」と嘆いた。
 前半4分、平岡がゴール正面から約20メートル離れた位置で、反則を取られた。与えたFKを上田に豪快に決められ失点。富田は「試合の入り方が今季の課題」とシーズンを通じて直らなかった悪癖を悔やんだ。先制点献上は19試合目。試合運びがまた、難しくなった。
 負けられない磐田は球際の強さを発揮した。仙台はこぼれ球を拾えない。前半はシュートわずか2本と沈黙。敵の名波監督は「ハモンロペスの個人技を封じ込み、梁勇基、奥埜ら2列目のエリア内の侵入を防げた」と満足げに話す。
 後半に入って金久保、西村、パブロジオゴを投入すると、攻撃にリズムが生まれた。守備も連動し、今季磨きをかけてきた「堅守賢攻」の戦術は体現できた。渡辺監督は「攻撃を組み立てる部分は少しずつ成長している」と唇をかみながらも、手応えを語る。勝負どころで得点を奪う力を付けることが、来季の上位進出への鍵となる。(狭間優作)


2016年11月04日金曜日


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