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<始動富谷市>絵本で地域の宝探し

富谷市が発行した絵本「ふるさとは、たからのまち」

 10月10日に市制移行した宮城県富谷市が新市誕生を記念して絵本「ふるさとは、たからのまち」を発行した。富谷に引っ越してきた少女と、不思議な少年との出会いを通じ、地域の魅力を発見していくストーリーで、市内の小中学校や公民館などに配布したほか、市内書店などで販売している。
 絵本は、県内の歴史文化や話題を紹介する月刊誌「りらく」元編集長で富谷市在住の田中志津さんが「市誕生を記念して子どもたちが地域を学べる絵本を作ってはどうか」と提案。若生裕俊市長も快諾し、5月から制作に着手した。
 「市発行とはいえ本格的な絵本にしたかった」と言う田中さんは、原作を児童文学作家佐々木ひとみさん(仙台市太白区)に依頼。グラフィックデザイナーのストー・ミナコさん(宮城野区)がイラストを担当し、コピーライター三浦順子さん(青葉区)が編集構成を請け負い、プロの集団で作品を仕上げた。
 物語は富谷市に引っ越してきた少女がまち探検の途中、市内の「恋路の坂」で出会った少年と共に「富谷のたから」を探して歴史や名所などを巡り「たから」にたどり着くまでを描く。
 巻末には絵本に登場する市内名所の案内マップも付けたほか、4人組バンド「MONKEY MAJIK(モンキーマジック)」のメンバーで富谷市在住のドラムス菊池拓哉さん、ボーカルとギターのメイナード・プラントさんの2人が手掛けた市民歌も掲載した。
 原作の佐々木さんは「富谷市は新しい住民が多いが、江戸時代から宿場町としての歴史もあるまち。今回の絵本を通して、同じ故郷として誇りを持ってもらえればうれしい」と話した。
 絵本「ふるさとは、たからのまち」はA4判32ページ、1500円(税別)で、初版1000部発行。連絡先は富谷市企画政策課022(358)0517。


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2016年11月05日土曜日


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