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<生活保護不正>過払い 86件1236万円

 仙台市が生活保護に関する不適正な事務処理をしていた問題で、市は4日、事務のミスで生じた過払いが86件で計約1236万円、支給漏れが161件で計約277万円あったとする総点検結果を発表した。
 市は宮城野、泉両区役所で職員の怠慢による過払いや支給漏れが発覚したのを受けて、9月7日〜10月21日に全保護世帯1万4665世帯を対象に総点検を実施。これまでの判明分に加え、新たに36件の不適正な事務処理が判明した。
 また、2011〜15年度に生活保護費など約363万円の過払いと未払いを招いた宮城野区保護課(当時)の40代女性職員が、さらに約404万円を過払いしていたことも分かった。
 市は記者会見で「確認不足などがミスの原因」と説明し、謝罪した。関係職員らでつくる再発防止検討会が年内に再発防止策をまとめる。
 総点検に当たり、市は時期の報告を各区に求めなかったため、過払いや支給漏れがいつ生じたかは不明。市保護自立支援課は「再発防止策を考える上で時期は不要と思った。時期の回答も求めていれば、より詳細な分析につながったかもしれない」と話している。


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2016年11月05日土曜日


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