宮城のニュース

<石巻市立病院>サテライトセンター開所

開所式後に看板を掲げた亀山市長(右)と高柳理事長

 東日本大震災で被災して9月に再開した石巻市立病院(宮城県石巻市)に4日、東北医科薬科大(仙台市)の地域医療教育サテライトセンターが開所した。医学部生が地域医療の現状を学び、被災地に足を運んで災害医療について理解を深める。将来的には医師を常駐させ、地域の医療体制を下支えする。
 サテライトセンターは、学生が地域医療の中核を担う病院で実践的な経験を積むのを目的に設置。2、3年生がへき地や介護、災害などをテーマに体験学習するほか、6年生が2週間と1カ月の滞在型実習を通して地域医療を取り巻く課題を学ぶ。
 将来的には医師を常駐させる計画。学生に対する指導医の役割を果たすとともに病院で診察し、地域に根付く医師を養成する。
 センターは市立病院3階に設置。広さは約30平方メートルで、学生らが実習で訪れる際の拠点となる。同様のセンターは4月に登米市民病院でも開所している。
 4日に市立病院であった開所式には関係者約30人が出席。同大の高柳元明理事長が「学生がここで地域医療を学び、東北で活躍してもらいたい」とあいさつし、亀山紘市長は「将来的には地域医療を支える医師確保に期待したい」と述べた。


2016年11月05日土曜日


先頭に戻る