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<東通原発>5km圏 ヨウ素剤配布始まる

安定ヨウ素剤の配布を受ける住民(右)=4日、青森県東通村白糠

 青森県と東通村は4日、東北電力東通原発(東通村)の重大事故に備え、事故時に甲状腺被ばくを抑える安定ヨウ素剤の村民への配布を始めた。原発5キロ圏の約1200世帯、約2800人が対象で、今月中に全世帯への配布を目指す。
 白糠地区避難施設であった1回目の配布説明会には住民約70人が参加。保健師や薬剤師らと面談し、アレルギーや既往症、主治医に相談すべきケースなど注意事項の説明を受けた。説明は約1時間ほどで終わり、住民は各家庭ごとに筒に入った錠剤を受け取った。
 同村の無職中里広子さん(65)は「原発に何かあったら危険な場所に住んでいるので錠剤の配布には意味がある。間違って飲まないよう避難用の非常袋に入れて保管したい」と話した。
 県は今月中に計12回の配布説明会を開く予定。今後は毎年、説明会を開き、未配布の住民や薬の期限切れに対応する。


2016年11月05日土曜日


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