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<全村避難>飯舘村が放射能検査機器を設置

新たに導入された検査機器を利用する村民

 東京電力福島第1原発事故で全村避難する福島県飯舘村は4日、食品の放射性物質濃度を手軽に計測できる「非破壊式食品放射能検査機器」1台を、村役場近くのいいたて活性化センターに設置した。
 村内では一部を除く来春の避難指示解除に向け、長期宿泊が始まっている。機器は住民が自由に利用でき、村は食生活の安全と安心感の確保につなげる。
 食品を機器に入れ、種類などをタッチパネルで選択すると、10分後に放射性セシウム濃度に応じ「○」か「×」が表示される。「○」は1キログラム当たり50ベクレル以下で、国の基準(100ベクレル)より厳しく設定した。
 測定体験に参加した菅野一代さん(58)は「操作が簡単。でも、測定しなくても大丈夫な村に早くなってほしい」と語った。
 機器は1台540万円で全額国の補助金で賄った。村は来年度、さらに9台を導入し、村内各地で利用できるようにする。


2016年11月05日土曜日


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