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<アクアマリン>生きた化石の謎に迫る

解剖されるシーラカンス

 シーラカンスを研究する福島県いわき市の水族館「アクアマリンふくしま」で4日、インドネシアに生息するシーラカンスの解剖が実施された。同水族館での解剖は、アフリカのシーラカンスを使った2008年以来、2回目。
 日本とインドネシアの共同研究チームが、インドネシア科学院から借り受けたシーラカンスを解剖した。14年11月に捕獲された体長130センチ、体重37.8キロの雌で、冷凍保存されていた。
 研究者ら約30人が立ち会う中、白いうろこを一枚一枚はがして腹部を開き、肝臓や卵管、胃、肺などを取り出した。内臓は冷凍保存し、魚体はホルマリンで固定した。今後、研究機関がDNA配列などの分析を進める。
 アクアマリンは00年の開館当初からシーラカンスを研究し、05年からはインドネシアで生態を調査。調査チームのリーダー岩田雅光さん(50)は「捕獲されたインドネシアシーラカンスは7個体しかなく、未知の部分が多い。体の仕組みや生態を解明したい」と話した。


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2016年11月05日土曜日


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