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<福島第1>大破の建屋 再びあらわに

建屋カバーの壁パネルが取り外された福島第1原発1号機(上)=4日午前6時22分

 東京電力は4日、福島第1原発1号機の原子炉建屋を覆うカバーを構成する壁パネル18枚のうち、16枚目の取り外しを終えた。カバーの骨組み越しに、水素爆発で大破した建屋の全貌が再びあらわになった。残るパネル2枚を来週中にも撤去し、昨年7月に始まった建屋カバーの撤去作業を終了する。
 1号機の建屋カバーは放射性物質の飛散抑制のため2011年10月に設置。1号機の使用済み核燃料プールに残る392体の燃料を取り出すため、カバーの解体が必要だった。壁パネルは最大で縦約17メートル、横約23メートル。昨年10月までに屋根パネルを外し、放射性物質の飛散を抑える薬剤の散布や散水設備の設置、細かながれきの吸引などを実施。今年9月から側面の壁パネルの撤去を始めていた。
 壁パネル撤去後は、建屋上部の大型がれき撤去に向けた調査を本格的に進める。柱や梁(はり)を取り外し、建屋周囲に防風シートも取り付ける。


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2016年11月05日土曜日


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