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<常磐線>新駅に鉄路の響き 再開前に試運転

内陸部に移転した新坂元駅付近を走るJR常磐線の車両=5日午前11時ごろ、宮城県山元町

 JR東日本仙台支社は5日、東日本大震災で被災し、12月10日に運転再開する常磐線相馬(福島県相馬市)−浜吉田(宮城県亘理町)で試運転を始めた。
 内陸に移設された山下駅(宮城県山元町)では午前11時15分ごろ、相馬方面から試運転用の2両編成列車が到着。浜吉田方面へ向かった。
 駅周辺では新たな街づくりが進む。亘理町から新駅を見に来た主婦丹野美津子さん(64)は「きれいな駅で驚いた。震災で移住してしまった人が戻ってくるきっかけになってほしい」と話した。
 試運転は乗務員の動作確認が主な目的。ブレーキの効き具合や線路の高低差などを確認した。
 再開区間は約23.2キロ。津波で甚大な被害を受けた駒ケ嶺(福島県新地町)−浜吉田の線路と、同区間内の新地(同)、坂元(宮城県山元町)、山下(同)の3駅を内陸側に移設した。


2016年11月05日土曜日


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