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10年後の夢語り合う 被災地の高校生交流会

「10年後の自分」をテーマに話し合う高校生ら

 東日本大震災の被災地の高校生らが語り合う場をつくろうと、宮城県気仙沼市のNPO法人底上げと東北芸術工科大(山形市)コミュニティデザイン学科が企画する「東北高校生交流会」が気仙沼市であり、「10年後にどんな生き方をしていたいか」をテーマに意見交換した。

 南郷コミュニティセンターで10月29日にあった交流会には、岩手、宮城両県の高校生と工芸大生ら約40人が参加。気仙沼市出身の同学科3年小野寺真希さん(21)が「少子高齢化が進む一方、今の小学生の65%が現在存在しない職業に就くとも言われている」との見方を示し、それぞれが職業や生活の目標を模造紙に書き込んだ。
 気仙沼高3年の西城佑香さん(18)は、大学の法学部に進学し、将来は地元の南三陸町で起業する人をサポートしたいと考えている。「少子化で町を失いたくない。みんなの話を聞いて勇気をもらい、10年後が楽しみになった」と笑顔を見せた。
 同じく3年小松大河さん(18)は「行政と民間をつなぐソーシャルプロデューサーになるのが夢。高校生や大学生にもそれぞれ得意分野があり、掛け合わせると地域を良くすることができると感じた」と語った。
 交流会は昨年も気仙沼市と南三陸町で開催した。


2016年11月07日月曜日


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