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<1票の格差>仙台高裁「違憲状態」

仙台高裁判決を受け、厳しい表情で「違憲判断」と書かれた横断幕を掲げる弁護団=7日午後3時25分ごろ、仙台市青葉区

 「1票の格差」が最大3.08倍だった7月の参院選は投票価値の平等を定めた憲法に違反するとして、弁護士グループが秋田を除く東北5選挙区について選挙の無効を求めた訴訟の判決で、仙台高裁(市村弘裁判長)は7日、「違憲状態」と判断した。無効請求は棄却した。
 二つの弁護士グループが全国14の高裁・高裁支部に起こした計16件の訴訟で判決は15件目。一連の訴訟はこの判決で違憲状態が10件となった。「合憲」は5件。8日の名古屋高裁判決で全て出そろい、最高裁が統一判断を示す。
 この選挙は「徳島・高知」「鳥取・島根」の合区を含む「10増10減」が導入され、国会の是正策への評価が焦点となった。
 訴えによると、公示日前の議員1人当たりの有権者数は最小の福井選挙区に対し、宮城2.96倍、福島2.49倍、青森1.74倍、岩手1.66倍、山形1.45倍、秋田1.37倍。1票の価値は福井に比べ、最小の宮城は0.34票だった。


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2016年11月07日月曜日


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