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<復興マラソン>大橋 独特のリズムで独走

ハーフ男子を1時間9分21秒で制した大橋

 慣れ親しんだ石巻の街を軽快に駆け抜けた。ハーフマラソン男子は地元の大橋が初出場で制した。2位に6分近い差をつける圧勝。「この大会に合わせて調整してきた。地元で優勝できてうれしい」と喜んだ。
 スタートから勢いよく飛び出して後続を置き去りにし、「ピッチとストライドの中間」という独特のリズムでスピードを上げた。17キロ付近で向かい風に苦しんだが、沿道の知人らの声援を励みに力を振り絞った。
 宮城・石巻高で競技を始め東京農大で力を付け、今年2月のいわきサンシャインマラソン(いわき市)ではフルマラソンで2位。「震災からの古里の復興を競技と仕事で支えたい」と帰郷を決意し、今春、石巻市役所に入った。市教委で被災した小中学校の校舎再建などに取り組む傍ら、石巻RCを拠点に練習する。
 退庁後に20キロほど走るのが日課。仕事と競技の両立を図る姿は「公務員ランナー」として活躍する川内優輝(埼玉県庁)をほうふつさせる。「同じ公務員として練習方法などが参考になる。学生時代の自分を超え、川内さんに近づきたい」。復興途上の古里で大きな夢を描く。172センチ、53キロ。23歳。(原口靖志)
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 第2回いしのまき復興マラソン(石巻市、河北新報社など主催)は6日、石巻市の石巻専修大を発着点とするコースで男女18種目が行われ、ハーフマラソン(21.0975キロ)で男女とも地元の石巻RC(宮城)勢が初優勝した。男子は大橋真弥が1時間9分21秒、女子は大須美律子が1時間33分56秒で制した。


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2016年11月07日月曜日


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