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<楽天>リーグ最少 盗塁数アップへ走る

盗塁練習に取り組む銀次(33)ら野手陣

 東北楽天が盗塁数を増やそうと、走塁練習に力を入れている。目標はシーズン80〜100。両リーグ最少の56にとどまった今季から約30〜50程度の上積みが必要だ。梨田昌孝監督は「走る意識付けを春まで続けたい」と力を込める。
 2日に行われた盗塁練習には野手全員と石橋良太、西宮悠介の両投手が参加。走者が二盗を狙い、投手はけん制やクイック投法を使って阻止を試みた。3、6の両日の作戦打撃練習では、走者が重盗を狙う場面もあった。
 盗塁数の増加に向け、手始めにリードを大きく取るよう徹底する。「今季は小さ過ぎて、サインを出しようがなかった。ベース周りの土の部分から左足が出るぐらい取ってほしい」と真喜志康永内野守備走塁コーチ。けん制されたら着実に帰塁できるようになるのが第1段階という。
 狙いは、得点圏に走者を進めるだけでない。梨田監督は「相手投手が走者に気を取られて制球を乱したり、盗塁阻止のために直球を投げる割合が増えたりする。打者が打ちやすい状況が生まれる」と強調する。
 チームは2015年、大久保博元前監督が「超機動力野球」と称し、積極的に盗塁を仕掛けた。リーグ2位の118を成功させたが、失敗もリーグ1位の60と多かった。真喜志コーチは盗塁死で試合の流れを失う恐れもあるとし「やみくもに狙うのではない。スタートをやめる勇気も必要」と違いを強調する。
 来季は今季盗塁11の茂木栄五郎と10の島内宏明に、ほぼ倍増の20以上の盗塁を課し、その他の選手に今季から3、4の上積みを求める。
 茂木は「リードを一定にする。直線的に走る。二つの課題に取り組みたい」と意欲を見せる。島内は「クイック投法がうまいかどうか相手投手を見極め、しっかり積み上げたい。試合に出続けられれば20はいける」と自信をのぞかせる。(佐藤理史)


2016年11月07日月曜日


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