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<復興マラソン>被災者 手を振りエール

横断幕を掲げて選手たちを激励する仮設住宅の住民ら

 東日本大震災で被災した宮城県石巻市で6日あった第2回いしのまき復興マラソン。沿道には仮設住宅の被災者らが応援に駆け付け、選手たちを力強く後押しした。
 5キロ折り返し付近には、仮設開成団地の住民や地元の中学生らが集まった。横断幕を掲げて「頑張れ」と声援を送り、ランナーは「ありがとう」と応じた。
 開成団地の会社員奥田〓郎(いくろう)さん(70)は「選手たちを見ていると元気になる。走りたくなるね」と語る。
 湊地区にあった自宅を津波で失い、仮設住宅での生活を余儀なくされた。7日にも、市内の災害公営住宅へ移る。「震災からの5年7カ月は長いようで短かった。災害公営住宅でも頑張りたい」と話す。
 同市住吉中3年西城七海さん(15)は友人らと共に横断幕を用意し「元気な石巻を目指して!!」とメッセージを書いた。「走っている人が楽しそうにニコニコしていた。うれしかった」と交流を喜んだ。
 大会には、プロ野球東北楽天の松井稼頭央選手の妻でモデルの美緒さん(42)も参加した。雑誌「STORY」を発行する光文社(東京)の編集者らと共に10キロの部に出場。松井選手や家族、ファンらの激励の寄せ書きが入ったTシャツを着て被災地を駆けた。「私たち家族を応援してくれる東北の方々に感謝の気持ちを込め、みんなと一緒に懸命に走った」と笑顔で話した。

(注)〓は「日」の下が「立」


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2016年11月07日月曜日


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