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<東北学院大>ステンドグラス 空間構成見事

ステンドグラスの前で講演する平山さん

 東北学院大土樋キャンパス(仙台市青葉区)の礼拝堂のシンボルとなっているステンドグラスの歴史や美術的価値について専門家が解説する学術講演会が5日、同礼拝堂で開かれた。学生や市民ら約120人が出席し、図案や表現技法の意味を学んだ。
 ステンドグラスは縦4.4メートル、横約3.5メートル。キリストが使徒11人に最後の祝福を与え昇天する場面を鮮やかな色彩で表現する。19世紀のイギリスを代表する工房「ヒートン・バトラー&バイン」が制作した。
 講演会では、横浜市の光ステンド工房代表の平山健雄さん(67)が、夏に行った調査の結果を報告した。
 平山さんはキリストや天使たちの配置について「押し込めすぎておらず、空間構成が見事だ」と強調。「『昇天』の作品で、ここまで構図が決まっているものはヨーロッパにもなかなかない」高く評価した。
 使徒たちの顔や髪の絵付けについては「それぞれが違う色となっているのは大変珍しく、これもヒートン社の特徴だ」と語った。
 講演会は、学校法人東北学院が創立130周年記念事業の一環で企画した。


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2016年11月07日月曜日


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