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からくり屋敷 青森大忍者部が発見

客間の裏で見つかった空間に身を潜める忍者部員

 実在した弘前藩の忍者集団「早道之者(はやみちのもの)」を調査する青森大忍者部が、青森県弘前市内で忍者が住んでいたとみられる古民家を発見し、報道陣に6日、公開した。
 古民家は青森県内に民芸運動を広めた故相馬貞三さんが1950年代に購入した。客間の裏に高さ2.1メートル、幅0.6メートル、奥行き1メートルの空間があり、襲撃された際に逃げ込んだり会話を盗み聞きしたりする目的で設けられたとみられる。
 壁の桟には薬草を干したと推定されるくぎの穴が多数あり、居間の入り口は敵の侵入を音で伝える「うぐいす張り」のような構造になっている。
 明治初期の所有者は早道之者のリーダーの家系と同姓で、近親と考えられるという。
 顧問の清川繁人教授(薬学部)は、古文書などによる裏付けを続けた上で「忍者屋敷と認められたら文化財に認定し、観光に活用すべきだ」と語った。
 現在、古民家を管理する会田秀明さん(80)=青森市=は「忍者屋敷だとしたら、有効に使ってもらいたい」と期待する。


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2016年11月07日月曜日


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