青森のニュース

<青森中2自殺>「いじめ濃厚」市審議会見解

 青森市浪岡中2年葛西りまさん=当時(13)=がいじめ被害を訴えて自殺した問題で、市いじめ防止対策審議会は6日、「いじめのあった可能性が極めて濃厚」との見解を明らかにした。
 審議会は葛西さんに対して1年生の時から、校内や会員制交流サイト(SNS)上で「きもい」など、相手に不快感を及ぼすことを目的とした言葉があったと判断した。
 一方、同校では「きもい」「うざい」「死ね」といった言葉のやりとりが常態化していたため、言葉のニュアンスをさらに精査する必要があるという。
 6日に青森市内で記者会見した櫛引素夫会長(青森大教授)は「乱暴な言葉が校内で常態化していたため言葉の意図が千差万別。生徒への聞き取りを進め、当時の状態をクリアな言葉で説明したい」と語った。
 市教委は葛西さんが亡くなった後、インターネット上に複数の同校生徒の名前が相次いで書き込まれていることを問題視。人権侵害の恐れがあるとして10月末までに約5050件の削除を依頼し、約1900件が削除されたという。
 審議会は今後、ネット上のいじめなどに詳しい専門家の意見を参考にし、月内に再度、臨時の審議会を開く方針。
 葛西さんは8月25日、青森県藤崎町のJR奥羽線北常盤駅で列車にはねられ死亡した。持っていたスマートフォンのメモに「二度といじめたりしないでください」などと書いた遺書を残していた。


関連ページ: 青森 社会

2016年11月07日月曜日


先頭に戻る