山形のニュース

<モンテ>16位浮上 ルーキー大仕事

試合終了間際、相手ゴールに攻め込む永藤(左)

 第40節(6日・NDソフトスタジアム山形ほか=11試合)山形は長崎を1−0で下し、勝ち点43の16位に浮上した。J3との入れ替え戦がある21位、自動降格の22位との勝ち点差は6に広がった。残りは2試合で、山形は次戦12日のアウェー山口戦に勝つか引き分けると残留が決まる。
 首位の札幌は徳島に敗れ昇格決定は持ち越し。2位の松本は東京Vに勝ち、札幌と同じ勝ち点81とした。

◎ルーキー、初ゴールで大仕事

 後半ロスタイム、永藤がドリブルで攻め上がり、右足を振り抜いた。ボールは相手GKのグラブをはじくと、巻き気味の軌道で左ポストに当たり、ゴールに入った。一瞬の静寂の後、歓喜に包まれるサポーター。まるでスタジアム全体が沸騰したようだった。
 4試合ぶりの勝ち点3をもたらしたのはプロ1年目、18歳のストライカー。出場10試合目の初ゴールは、J2残留を大きく前進させる価値ある1点になった。永藤は「(チームが勝てない)悪い流れの中で、結果を出すことができてうれしい」と喜んだ。
 今節は主力の松岡、鈴木、宇佐美が累積警告などで出場停止。パスの出しどころに困ってDFラインにボールを戻すなど、攻撃が波に乗れないまま、試合終盤を迎えた。
 永藤の出場時間はごくわずかだった。後半41分、先発の大黒と交代。直後、川西のパスに反応し、スピードを生かして相手DFの裏を突き、ボールを受けた。練習で常に意識し、繰り返していたプレーが出て、自分のリズムに乗った。
 残り2試合。「出場機会があればもう1点取りたい」と永藤。若きヒーローの登場は、チームに勢いを与えたはずだ。(伊藤卓哉)


2016年11月07日月曜日


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