福島のニュース

<帰還困難区域>飯舘・長泥住民「里山の除染を」

 東京電力福島第1原発事故の帰還困難区域を巡り、政府は6日、同区域に指定されている福島県飯舘村南部の長泥地区の住民を対象にした説明会を福島市で開いた。
 除染とインフラ整備を優先的に進める「復興拠点」は、山間部の長泥地区への設置は難しいとみられ、除染の遅れを懸念する住民から「差別的で理解できない」といった声が上がった。
 説明会には住民約60人が参加した。内閣府の担当者は、大半が帰還困難区域の双葉、大熊両町などに復興拠点を設ける方針を説明。長泥地区に関しては「要望を伺って支援を柔軟に考えたい」と話した。
 住民は「われわれが守ってきた里山を、きちんと除染して返してほしい」などと要望した。国は「(森林除染は)まずは帰還困難区域以外でモデル事業を実施する」と理解を求めた。
 長泥地区を除く飯舘村の避難指示は2017年3月31日に解除される。


2016年11月07日月曜日


先頭に戻る