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<大川小訴訟>遺族側も控訴へ

被災した大川小校舎で多くの人が手を合わせた=2016年10月28日、宮城県石巻市

 東日本大震災の津波で死亡・行方不明になった宮城県石巻市大川小の児童23人の19遺族が市と宮城県に約23億円の損害賠償を求めた訴訟で、遺族側が8日、仙台高裁に控訴する方針を固めた。控訴期限の9日、控訴状を提出する。市と県は、約14億2660万円の賠償を命じた仙台地裁判決を不服として7日に控訴していた。
 10月26日の判決は、教員が市広報車による避難の呼び掛けを聞き、津波に襲われる約7分前までには到来を予見できたと認定し、学校の責任を認めた。
 遺族側は控訴審で、津波の襲来を予見できたタイミングについて、教員が校庭の防災無線で大津波警報を聞いた直後に当たる、津波襲来約45分前に前倒しするよう求める方針。
 判決によると、地震発生後、児童は約45分間、校庭で待機を命じられ、近くの北上川堤防付近に向かう途中で津波にのまれ、児童74人と教職員10人の計84人が死亡・行方不明になった。


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2016年11月08日火曜日


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