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<楽天ドラ1>藤平「19」 球団最高級の評価

入団交渉を終え、東北楽天の後関スカウト(左)から帽子をかぶせてもらう横浜高・藤平尚真投手(中央)

 「とてもかっこいい色で、着てみたいと思っていた。うれしい」。東北楽天のユニホームに初めて袖を通した藤平尚真(18)=186センチ、84キロ、右投げ右打ち=は、緊張した表情の中に喜びをにじませた。
 球団が用意した背番号は「19」。大エースだった田中将大が背負っていた「18」の一つ上であり、野村克也元監督が2009年まで付けていた球団にとって特別な番号だ。「とても偉大な方の背番号を受け継いだ。プレッシャーはあるが、ふさわしい結果を残せるよう練習に臨みたい」と気を引き締める。
 150キロ超の直球を投げる右の本格派として、指名前から田中を目標にしてきた。プロでの実績はもちろん、「マウンドでの表情や、打者に向かう気持ちが映像を見ているだけで伝わる」と憧れる。
 球団は金銭面でも最高級の評価を示した。契約金1億円、年俸1500万円は5球団が競合した13年秋の松井裕以来の待遇。後関昌彦担当スカウトは「田中に次ぐ資質を持っている」と将来性に期待を寄せる。
 田中同様に即戦力としての働きも期待される。藤平は同じ投手でソフトバンク1位の田中正義(創価大)、ロッテ1位の佐々木千隼(桜美林大)らを引き合いに出し、「経験も知識も違うが、プロに入れば同じ1年目。入ってからの勝負だと思っている」とライバル心をのぞかせた。(浦響子)


2016年11月08日火曜日


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