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医療機器開発を一体支援 郡山に新センター

エックス線を遮蔽する機能を持った電波暗室を見学する内堀知事(手前右から5人目)ら

 医療機器関連企業の研究開発から事業化までを一体的に支援する「ふくしま医療機器開発支援センター」が7日、福島県郡山市に開所した。関連産業の集積を進める福島県が整備した。東京電力福島第1原発事故からの産業復興につなげる。
 センターは一般社団法人ふくしま医療機器産業推進機構が指定管理者として運営を担う。一部3階、延べ床面積約1万1500平方メートルで、2017年春に開業するJR磐越西線郡山富田駅の南側に完成した。
 エックス線を遮蔽(しゃへい)する電波暗室など、機器の安全性を評価するための各種試験を行える分析室を備える。模擬手術室2室は医師のトレーニング場所としても利用可能。生物実験用の豚は最大150匹飼育できる。総事業費は約134億円。
 約50人の職員が所属し、厚生労働省などへの認可申請の支援や、メーカーと販売企業のマッチングにも当たる。センターで医療機器の認証も行えるようにする予定で、今後、必要な手続きを進める。
 7日に開所式があり、内堀雅雄知事は「福島への関連企業の立地を促進し、県内での取引拡大や海外進出につなげる拠点になる」と期待した。


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2016年11月08日火曜日


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