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<中間貯蔵>洗車施設など粗雑溶接

 東京電力福島第1原発事故で発生した除染廃棄物の中間貯蔵施設予定地(福島県双葉町、大熊町)の一時保管場で、環境省が発注した施設の一部が設計通りに溶接されていなかったことが7日、会計検査院の調査で明らかになった。検査院は工事費のうち5618万円が不当な支出に当たると指摘した。
 指摘を受けたのは、作業員や車両に付着した放射性物質を調べるスクリーニング施設2棟と洗車施設1棟。清水建設などの共同企業体が保管場造成を含め7億5330万円で受注し、昨年3月に完成した。
 施設はいずれも鉄骨を組んで幕を張る構造で、3棟の柱脚計60カ所のうち58カ所について、強化のため必要な溶接が不十分だった。雪などの負荷への対応力がないのに環境省も見過ごし、そのまま利用されていた。指摘を受け、共同企業体による負担で昨年11月、再溶接が行われた。


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2016年11月08日火曜日


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