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<公立高入試>宮城は「制度・日程に課題」

 宮城県高校入学者選抜審議会(委員長・柴山直東北大大学院教育学研究科教授)が8日、県庁であった。委員から、入試日程の見直しや前期、後期選抜がある現行制度の課題を指摘する声が上がった。
 県内の中学校や高校など計約300校に実施した調査結果を踏まえ、委員16人が今後の公立高入試制度の方針や課題などを協議。2018年度入試の日程を巡り、宮城教育大付属中の斎孝副校長は「学力習得にはより時間が必要。前期選抜の日程を後ろ倒しにできないか」と要望。高校側からは「大学受験を控える在校生への指導が困難になる」など変更に難色を示した。
 前期、後期制度による生徒への心理的負担や学校の事務処理量の増加を懸念する声がある。聖ウルスラ学院英智高の伊藤宣子校長は「生徒や現場への影響を考えると、制度を考え直す時期に来ているのではないか」と指摘。県教委は18年度以降も現行制度を継続する方針を示し、「課題については今後も検討を重ねていく」との考えを示した。
 審議会は18年度入試の前期を来年1月31日、後期を3月6日に実施するよう答申。合格発表は前期が2月8日、後期が3月14日。今月16日の定例教育委員会で決定する。


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2016年11月09日水曜日


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