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山形駅西の文化施設 入札不調で10億円上積み

 山形県がJR山形駅西口に建設を計画している新県民文化施設「山形駅西口拠点施設」の入札が2回続けて不調・不落に終わった問題で、県は8日、工事の当初予定価格約65億円に10億円程度を上積みすると発表した。入札額が予定価格を上回ったのは、東日本大震災の復興工事に伴う設計労務単価の上昇が原因と結論付けた。県によると、上乗せするのは労務費約6億円、施工方法の変更に伴う費用約4億円。
 労務費については、業者への聞き取り調査の結果、山形県が設定している労務単価では工事に必要な労働者を確保できないと判断した。山形県より2割程度高い宮城県の設計単価をベースに積算し直した。施工方法の変更に伴う増額は、当初予定より少ない労働者で工事を進めることに伴い、鉄骨組み立てなどの作業に大型クレーンを長期配置する必要が生じるため。
 県議会12月定例会での議決を経た後、入札公示を行い、来年2月に開札する。落札業者が決まれば、工事期間は2017年3月〜19年9月で、完成は予定より6カ月遅れる見込み。
 増加分10億円のうち、5億円は県債で賄う。残りは全体事業費の残額4億円と本体以外の工事費を圧縮した1億円を充てる。


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2016年11月09日水曜日


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