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被災地の食楽しんで「復興バー」都内に開店中

宮城県産の日本酒や岩手県産のワインなどを手に東北の食を楽しむ人々

 東日本大震災で被災した岩手、宮城、福島各県の食を地元や東京の団体が日替わりで提供する「復興バー」が7日、東京都港区北青山のイベントスペース「TRUNK(HOTEL)開業準備室」に期間限定でオープンした。11日まで。地震被害のあった熊本、大分両県からの参加者を含む11団体が出店する。
 石巻市のまちづくり団体「ISHINOMAKI(石巻)2.0」が市内で営む復興バーの理念に賛同し、一般社団法人「東北支援会+(プラス)」が開催。全品各540円で提供する。2013〜15年は銀座に出店し、15年は40日間で約6000人が訪れた。
 7日は東京・新橋の飲食店経営和田公美子さん(57)=石巻市出身=のチームなど石巻、一関両市ゆかりの3団体と二本松市の「人気酒造」が出店。カキやホヤの料理などを提供した和田さんは「食で地域の魅力を知り、足を運ぶ人が増えたらうれしい」と話した。
 支援会の茂手木厚志理事は「震災の記憶が風化する東京の真ん中で被災地を思う場をつくりたかった。新たな交流も生まれ、現地を訪れるきっかけにもなる」と話した。24、25日は同会場で被災地の現状を伝えるトークイベントなどがある。


2016年11月09日水曜日


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