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<官製談合>亘理町元課長ら4人起訴

 宮城県亘理町が発注した東日本大震災の復旧工事を巡る不正入札事件で、仙台地検は9日、官製談合防止法違反などの罪で、同町の元企画財政課長吉田充彦(55)=亘理町逢隈高屋=、八木工務店社長の八木昌征(65)=同町長瀞=、渡辺工務店社長の渡辺勝利(54)=同=の3容疑者を起訴、阿部春建設の百々昌之取締役(60)=岩沼市=を在宅起訴した。
 起訴状によると、4人は共謀の上、亘理町が2015年11月13日に実施した同町荒浜地区の排水路復旧工事の条件付き一般競争入札で、八木被告が率いる共同企業体(JV)に落札させようと考え、入札責任者の吉田被告に申し入れて確定した入札をやり直させたとされる。
 県警捜査2課などによると、入札にはJV4グループが参加。阿部春建設が率いるJVが2億3480万円で落札した工事を、再度の入札で八木被告のJVが2億4000万円で落札した。捜査関係者によると、4被告とも容疑を認めているという。
 県警は、入札に参加した他のJVの代表者らから任意で事情を聴いており、真相解明を急いでいる。
 吉田被告の起訴を受け、斎藤貞町長は「震災からの復興に支援をもらっている多くの皆さまにおわびしたい」とのコメントを出した。


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2016年11月10日木曜日


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