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NPO情報誌発行継続へ力を ネット寄付募る

情報誌の編集会議で意見を交わす大久保代表(右)ら=仙台市宮城野区のゆるる事務局

 市民活動情報誌を発行する仙台市の認定NPO法人「杜の伝言板ゆるる」が、インターネットを使ったクラウドファンディング(CF)で小口寄付を広く募っている。来年5月の創刊20周年号まで発行を続けるためだ。法人は「地域の課題解決に取り組むNPOの情報を市民に届けたい。継続を後押ししてほしい」と呼び掛ける。

 東京の会社が運営する寄付型CFサービス「レディーフォー・チャリティー」を活用し、1口3000〜3万円で寄付を受け付けている。今月に入って当初目標額40万円に達したが、資金難が慢性化しており、期限の16日午後11時まで引き続き受け入れる。
 情報誌「杜の伝言板ゆるる」は1997年に創刊し、最新の11月号で234号を数えた。A4判16ページで毎月9000部発行。宮城県内で活動するNPOの紹介や助成金情報、イベント案内などを載せている。
 創刊当初は有料だったが、多くの人に届けたいとの思いで2002年6月号から無料化に踏み切った。だが、発行経費が自助努力では捻出し切れず、「どうしても資金不足になってきた」(法人関係者)という。
 大久保朝江代表理事は創刊20周年に向けたCFについて「皆さんの意見を聞くチャンス」と捉える。ネットやスマートフォンの普及に伴い、「情報発信の在り方を見直す時期に来ている」とも指摘。寄付してくれた人の声から今後の方向性を見いだしたい考えだ。
 CFは全国の優れたNPOを表彰する「エクセレントNPO大賞」の審査の一環でもある。大久保代表は「これまでのゆるるが皆さんの目にどう映ったのか、今後どう変わっていけばいいのかを知りたい。寄付とともにコメントを寄せてほしい」と話す。
 連絡先はゆるる事務局022(791)9323。


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2016年11月10日木曜日


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