宮城のニュース

<楽天>27歳捕手足立 強肩に磨き

送球練習に取り組む足立(左)と見守る梨田監督=5日、マスカットスタジアム

 来季でプロ2年目となる27歳捕手、足立祐一が充実したキャンプを送っている。今季は嶋の故障もあり、72試合でマスクをかぶり、盗塁阻止などで存在感を示した。今キャンプは自慢の強肩に磨きをかけようと、送球練習に打ち込む。梨田昌孝監督が「目に付く選手」として第1、第2クール連続で口にする奮闘ぶりだ。
 「監督に名前を挙げてもらうのはありがたい。目立つのはいいこと」。足立は猛練習で張った太ももをさすりながら笑顔を見せた。「今キャンプのテーマは全ての面の精度向上。中でも送球は力を入れたい」
 連日のように、送球動作を反復する姿が目を引く。「数をこなし、体に染み込ませたい」。梨田監督も「相当頑張っているね」と足を止めた。
 今季の盗塁阻止率はリーグ3位タイの3割6厘。72回盗塁を試みられて22回阻止した。1位炭谷銀仁朗(西武、3割1分7厘)、2位大野奨太(日本ハム、3割1分)に次ぎ、田村龍弘(ロッテ、青森・光星学院高出)と並ぶ。
 「現状でもしっかりした体勢で捕球すれば刺せる」と手応えをつかんだ。来季に向け、「バランス良く体を動かせれば、もっと刺せる。他チームに『あの捕手は走りづらい』と印象づけたい」と飛躍を狙う。
 古久保バッテリーコーチは「相手の足を使った攻撃を阻止できる可能性の高い捕手。経験値など全てにおいて嶋基宏のレベルにまだ達していないが、監督がどちらを使うか悩むほどの選手になってほしい」と期待する。(野仲敏勝)


2016年11月10日木曜日


先頭に戻る