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求人倍率40位の青森 実は全国と同水準?

 全国40位の青森県内の有効求人倍率の実態は、全国平均と同水準とする独自試算を日本銀行青森支店が行った。公共職業安定所で職探しをする人の割合が全国平均に比べ高く、求人倍率が他県より押し下げられていると推論した。
 9月の有効求人倍率(季節調整値)は全国平均が1.38倍。青森県は1.11倍で過去最高だったが、東北では最下位に低迷した。
 県内景気は堅調な内需を追い風に回復基調が続く。同支店で産業調査を担当する伊達大樹さん(23)は「求人も数字以上に好調ではないか」と疑問を抱き、倍率低迷の背景を探ろうと同僚と試算に着手した。
 その結果、県内は求職者のうち安定所利用(2012年)が40.2%で、全国平均27.0%の1.5倍に上ることが判明。安定所での求人、求職の割合から算出される求人倍率を押し下げる要因と推論した。
 安定所利用が全国平均まで下がったと仮定すると、9月の有効求人倍率は全国と同じ1.38倍だった。
 同支店の山口智之支店長は「あくまで試算だが、県内の人手不足感は統計以上に強いことがうかがえ、肌感覚とも一致している」と話した。


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2016年11月10日木曜日


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