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<台風10号>住宅再建支援と河川改修の方針

台風豪雨被害からの復興施策が示された説明会

 台風10号豪雨で被災した岩手県岩泉町は8日夜、住宅再建支援など復興施策に関する初の住民説明会を町民会館で開いた。町は町民意見などを基に、各集落の復興の方向性を盛り込んだビジョンを年度内に示す。2017年度中に町全体の復興計画を策定する。
 説明会には町民約160人が出席した。町は住宅再建支援制度と仮設住宅の整備状況を説明。県の担当者は河川改修の方針を示した。
 安家(あっか)川は家屋の浸水被害があった安家地区中心部の2.7キロで、川幅を現在の20〜30メートルから約50メートルに広げる。小本(おもと)川は県が管理する約48キロのうち、家屋の浸水被害が出た部分で川底掘削や堤防建設に取り組む。
 年内に計画の概略を決めて改めて説明会を開催。来年から詳細の設計に入る。安家川は4年後、小本川は5年後の完成を目指す。
 町民からは「中古住宅を買ってリフォームする場合の補助金はどうなるのか」などの質問があった。河川改修を巡っては「計画が決まらないと家を再建していいかどうか判断できない。早急に策定してほしい」との意見があった。
 伊達勝身町長は「住民それぞれに事情がある。震災と比べ財政は厳しいが、単なる災害対策ではないまちづくりを考えなければならない」と述べた。町は13日までに町内全5カ所で説明会を開く。


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2016年11月10日木曜日


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