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<高速バス>会津若松と仙台空港直結

 会津乗合自動車(福島県会津若松市)と福島交通(福島市)は9日、会津若松市と仙台空港を福島市経由で結ぶ高速バスの共同運行を14日に始めると発表した。7月に完全民営化した仙台空港は高速バスの乗り入れがなく、東北各県と結ぶ路線開設が課題となっていた。
 現在の会津若松−福島間の高速バスの一部を仙台空港まで延長する。1日3往復で、所要時間は会津若松からが3時間15分、JR福島駅からが1時間55分。片道料金は会津若松市内発着が3200円、福島市内発着が1500円など。
 仙台空港は格安航空会社(LCC)が増便し、仙台−台北線が毎日運航するなど国際線も充実。関西や海外からの観光客の増加が予想されるとして、会津乗合自動車は高速バスの運行で誘客が図れると判断した。
 同社輸送管理課の担当者は「高速バスは値段が安く、乗り換えがないなどの利点がある。(利用者を増やし)東京電力福島第1原発事故の風評被害の払拭(ふっしょく)にもつなげたい」と話した。
 仙台空港では2007年の仙台空港アクセス線開業後、高速バス路線が相次ぎ撤退した。運営会社の仙台国際空港管理部の担当者は「他の県庁所在地や観光地と仙台空港を結ぶ高速バスの運行も調整している。会津若松線開設が呼び水になってほしい」と期待した。
 会津乗合自動車と福島交通はともに、みちのりホールディングス(東京)の傘下企業。


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2016年11月10日木曜日


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