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<女川原発>宮城と国連携1万1000人防災訓練

女川原発の事故を想定した訓練で、情報収集などに当たる宮城県や東北電力の関係者ら=11日午前9時40分ごろ、仙台市宮城野区の暫定オフサイトセンター

 東北電力女川原発(宮城県女川町、石巻市)での重大事故に備える2016年度の宮城県原子力防災訓練が11日、原発から30キロ圏にある7市町と仙台市内で行われた。県と7市町に加え、内閣府や自衛隊、海上保安庁など関係の80機関から約1万1000人が参加し、緊急時の対応を確認した。
 訓練は、宮城県沖で発生した大地震で運転中だった2号機原子炉が自動停止し、外部電源が全て失われて原子炉が冷却できなくなり、放射性物質が放出された−との想定で実施した。
 仙台市宮城野区にある暫定災害対応拠点・オフサイトセンターに、国と県の現地対策本部を設置。事故後、7市町や関係機関の担当者が集まって情報収集や住民の防護対策の検討、指示などに当たった。
 内閣府と県、7市町をつないだテレビ会議も開かれ、村井嘉浩知事や首長らが原発周辺の住民への避難指示など対応を報告した。自力での避難が難しい災害弱者を救助するため、ヘリコプター出動など国に支援を要請した。
 女川原発では、被ばくしたけが人をヘリコプターと救急車で石巻赤十字病院(石巻市)や仙台医療センター(仙台市)に搬送する訓練もあった。石巻市や南三陸町では住民や小学生らが屋内退避訓練に参加した。
 県は本年度、初めて訓練を2日間に増やした。住民避難を中心にした訓練は祝日の23日に実施する。


2016年11月11日金曜日


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