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被災地にライブホール 17年5月誕生

アライライブホール(仮称)のイメージ図

 最大1500人を収容できる「アライライブホール(仮称)」が来年5月、仙台市若林区荒井に誕生する。市地下鉄東西線荒井駅から約150メートルと近く、東西線沿線の目玉施設になる。ホールの利用予定のない平日には、運営会社が地域に格安で貸し出す構想を打ち出す。
 ホールは鉄骨2階で、延べ床面積約2800平方メートル。8月に着工し、来年3月に完成する予定だ。大型連休に合わせてこけら落としを計画している。立ち見で1500人、座席使用で700人を収容できる。複数の飲食店も備える。
 ホールは音楽コンサートや演劇、ファッションショー、展示会など多目的の利用を想定。年間120回の催事と、10万人以上の観客動員を目指している。
 催しのない平日にはホールを地元に安く開放し、アマチュアバンドや学校の発表会に利用してもらう。建物外の敷地内に、手づくり市やフリーマーケットなどの会場に提供するスペースを設ける。
 土地や建物を所有する産電工業(泉区)などが新たに設立した「ギグス」が運営会社となる。産電工業の高橋昌勝社長は「プロのアーティストだけでなく、地域住民の方にも愛されるホールにしたい」と話す。
 ギグスには、東西線の東部沿線の産業振興などを目的とした市の広域集客型産業立地促進助成金が、選定委員会の決定を経て交付される見通しだ。
 市内のライブホールは2012年にゼップ仙台(宮城野区、1500人)が閉鎖。15年には東日本大震災からの復興支援で仙台PIT(太白区、1200人)が開場した。


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2016年11月11日金曜日


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