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飼料米にくず米混入で牛生育不良 組合法人を提訴

 飼育する食肉用牛が成育不良になったのは、購入した飼料用米に他の農場で収穫されたくず米が大量に混ぜられていたためだとして、青森県十和田市の農業の男性(69)が10日までに、青森県東北町の農事組合法人に慰謝料など約330万円の損害賠償を求める訴えを青森地裁に起こした。
 訴状によると、男性は2013年ごろ、法人と飼料用米の購入契約を結んだ。同年、飼育する牛がカロリー不足のため成育不良になり、安価で出荷せざるを得ず、経営が著しく悪化した。
 男性は15年7月に再び、同法人と飼料用米の購入契約を締結。サンプル調査をした結果、比較的状態の良いコメが34%、生育不良のコメが29%、完全なくず米などが37%だったという。
 原告側は「法人は飼料用米に関する国の補助金を不正に受給するため、他の水田で収穫したコメから優良なコメを選別して主食用に回し、残った大量のくず米を飼料用米に混ぜて供給していた」と主張している。
 法人側は「訴状を見ていないのでコメントは控えたい」と話した。


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2016年11月11日金曜日


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