岩手のニュース

復興と商業推進力に 共同店舗オープン

多くの住民らでにぎわった共同店舗「オール」(写真は一部加工しています)

 岩手県山田町に10日、東日本大震災の被災事業者らが入る2棟の共同店舗「オール」がオープンした。台風10号の被害も乗り越え、地元スーパー「びはん」を中心に10店舗が営業を始めた。西側にはJR山田線陸中山田駅があり、同線の2018年度全面復旧を見据え、駅前のにぎわい創出拠点となる。
 鉄骨平屋の施設はスーパー棟と飲食棟の二つで、延べ床面積は2713平方メートルと333平方メートル。スーパーをはじめ菓子店、不動産会社、飲食店などが入った。
 民間まちづくり会社の共同店舗建設運営会社山田がまちなか再生区域に建設。工事費約8億円のうち約4億7000万円を津波立地補助金で賄う。当初は10月末の開所予定だったが、台風10号豪雨で工事中の部分に雨水が入り、壁材などを取り換えたため遅れた。
 現地で記念式典があり、運営会社山田の阿部幸栄社長は、名称の「オール」が舟をこぐオールに由来することに触れ「山田町の復興と商業の推進力になるように頑張る」と力を込めた。
 震災後、運休中のJR山田線宮古−釜石間は復旧後、第三セクター三陸鉄道に移管される。町は駅前地区で復興拠点整備を進める。まちなか再生区域ではさらに22店舗が一戸建てで再建を予定するほか、金融機関も整備される。


2016年11月11日金曜日


先頭に戻る