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<東北大>災害用の遠隔操縦ロボ 公開実験

遠隔操縦で車両のドアを開ける建設ロボット

 災害現場で活躍するロボットの公開実験が11日、仙台市青葉区の東北大青葉山キャンパスの屋外実験場であり、遠隔操縦で細かい作業をこなす建設ロボットを初公開した。
 油圧式ショベルカーを改造した建設ロボットは、赤外線、魚眼など複数のカメラを搭載。アームの先端が目標物に触れたときの触覚や作業に必要な力加減を感知し、操縦かんに伝える。被災車両からの救助作業を想定した。
 実験では、ロボットがワゴン車のドアノブをつまんで開け、煙が充満する車内から箱を取り出した。今後、複数のアームを取り付け、人間の腕に近い動きができるよう改良し、2年後の実用化を目指す。
 研究チーム代表の大阪大大学院工学研究科の吉灘裕特任教授(ロボット工学)は「平時には建設現場でも作業の効率化に役立つ」と話した。
 実験ではこのほか、凸凹したがれきの上を安定して移動する脚ロボット、雨天でも飛行できる小型無人機ドローンなど4種類のロボットを公開した。


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2016年11月12日土曜日


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