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<震災5年8カ月>岩壁に目を凝らし集中捜索

海岸の岩壁によじ登って手がかりを探す署員

 東日本大震災から5年8カ月の11日、宮城県警南三陸署は南三陸町歌津の岩壁で行方不明者の集中捜索を実施した。
 捜索範囲は大磯地区の海岸約100メートル。同地区は震災直後に遺体が見つかっていることや漂着物が多いことから町民が要望し、震災後初めて集中捜索を行った。署員8人が海に向かって黙とうした後、約5メートルの岩壁を上って隙間に手を入れたり、漂着物をレーキでさらったりした。
 町内の漁港付近は復興工事が進み、捜索場所は限られてきた。金田徹次長は「普段人が立ち入らない場所にも捜索範囲を広げ、一つでも多く行方不明者の手がかりを探す」と話した。
 県内の行方不明者は1233人。町内の行方不明者は212人で、歌津地区は42人。


2016年11月12日土曜日


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