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<岸FA>初交渉 楽天に好印象

楽天との初交渉を終え、報道陣の質問に答える西武の岸=11日、東京都港区

 東北楽天は11日、西武からフリーエージェント(FA)宣言した岸孝之投手(31)と、東京都内で初交渉した。現時点で東北楽天以外に交渉の予定がないため、岸は来週中にも移籍の方向で結論を出し、両球団に連絡する見通しとなった。
 約1時間、立花球団社長、星野球団副会長が交渉に当たった。「最大限の評価」(立花社長)として、西武の残留条件を上回る4年総額10億円以上の複数年契約を提示したとみられる。同時に西武と同じ背番号11を、現在11番を付けている塩見の了承を得た上で準備していることも伝えた。
 球団側が東日本大震災の被災地東北に根差した取り組みを話したのに対して、仙台市出身の岸が被災地への思いを熱く語る時間もあったという。
 岸は交渉後に報道陣の取材に応じ、「必要だと言っていただき、大変うれしく思う」と好印象を明かした。さらに「家族らとよく相談して、なるべく早く決めたい」と語った。
 岸は宮城・名取北高から東北学院大を経て、2007年に西武入り。通算成績は103勝65敗1セーブ、防御率3.05。今季19試合で9勝7敗、防御率2.49を記録した。

<星野副会長「ナイスガイだね」>
 「僕と会ってくれるということは、(入団を)前向きに考えてくれているのかな。東北の星だし、仙台のマウンドで踊って、飛び跳ねてほしい」。星野副会長は岸との初交渉で確かな手応えを感じたようで、明るい表情で舌も滑らかだった。
 初対面で「クールでありながら心が強い。東北人独特の粘り強さがあるナイスガイだね」と人柄にも好印象を受けたという。実力についても「則本と2本柱になってくれる。けがさえなければ十二分な働きができる」と改めて評価の高さを語った。


2016年11月12日土曜日


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