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全村避難を指揮した村長退任 福島・葛尾

職員に見送られる松本村長

 東京電力福島第1原発事故で一時全村避難となった福島県葛尾村の松本允秀村長(78)が11日、7期目の任期を終えて退任した。帰還困難区域を除く村内の大部分の避難指示が6月に解除されたのを区切りに、引退を決めた。
 村役場であった退任式で、松本村長は7期28年を振り返るとともに「避難指示が解除されたとはいえ、これからが大変な時期。明るい職場で復興業務に当たってほしい」と職員を激励。村民にも見守られながら役場を後にした。
 松本氏は1988年に初当選。原発事故では、政府の避難指示がない状況下で、事故数日後に全村避難を決断した。役場機能を同県三春町などに移しながら村の復興を進めた。
 新村長の篠木弘氏(65)は14日に初登庁する。


2016年11月12日土曜日


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