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ルワンダ内戦伝える 当たり前の日々大切

内戦時の体験談などを語るマリールイズさん

 1994年のルワンダ大虐殺を生き延び、現在は福島市に住む永遠瑠(とわり)・マリールイズさん(51)の実体験を聞き、平和の大切さなどを学ぶ授業が27日、岩沼市の名取高で開かれ、全校生徒821人が参加した。
 93年に国際協力機構(JICA)の研修生として福島市を訪れたマリールイズさんは、帰国後に内戦に巻き込まれた。2000円に跳ね上がった60円のパンを仕方なく買ったエピソードを披露し、「カビだらけだったが食べるか飢えて死ぬかを考え、カビを取って子どもに食べさせた」と振り返った。
 難民キャンプは子どもが赤痢にかかるなど劣悪な衛生状態だった。福島市の支援者の尽力で家族で同市に来ることができ、「平和だから何の恐れもない毎日を送っている」と語った。
 2年伊東冴理さん(17)は「『当たり前の今日を味わい、できることは精いっぱいやって』という言葉が胸に響いた」と話した。


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2016年11月13日日曜日


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