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<B1仙台>堅守でリズム 攻撃力向上を

千葉戦で攻め込む仙台の選手たち。中央は石川、右端は熊谷、左から2人目は志村。日本人の得点力向上が求められる=6日、仙台市のゼビオアリーナ仙台

 バスケットボール男子、B1仙台は現在、A東京(昨季NBLのレギュラーシーズン1位)、栃木(同2位)など強豪ぞろいの東地区で6勝8敗の4位につけている。堅守で接戦をものにした一方、上位の両チームには得点力不足も響いて計4試合とも大敗。今後は攻撃のレベルアップが求められる。
北海道から3勝
 今季、勝利した6試合はいずれも失点を60点台以下にとどめた。ゴールから離れた位置で相手ポイントガードに複数の選手が体を寄せ、攻撃の流れをつくらせなかった。北海道(昨季NBLのレギュラーシーズン6位)に3勝1敗、日本代表の富樫らタレントぞろいの千葉(同8位)からも1勝(3敗)。同じ旧bjリーグ勢の秋田に2勝した。
 しかし、失点70点以上の8試合は全敗。いったんリードを奪われると、焦りもあって攻守で個人プレーに走った。「先行する展開にしたい」と間橋監督。これまで全試合で外国人出場枠(1試合6枠)を第1クオーターから順に1、2、1、2としていたが、今後は「出だしで流れをつかむために、2、1、1、2も考えたい」と言う。

<80得点以上必要>
 課題は得点力不足だ。1試合平均得点はリーグ(東、中、西地区)全18チーム中15位の68.4。1位栃木の84.8とは大きな開きがあり、80得点以上の試合がない。日本代表をそろえる栃木、A東京との4戦はいずれも80点以上を奪われ、完敗。堅守だけでは強豪チームの得点を60点台に抑えるのは難しく、80点以上を挙げる力を付けなければ活路は開けない。
 1試合平均アシスト数はリーグ最下位の10.1(1位は栃木の17.7)。ゴール下のネパウエや坂本が1対1で対応されて相手守備を引き付けられず、フリーの選手をつくれないのが原因だった。そこで10月15日のA東京戦以降、全員が動き回り、相手マークのずれをつくる戦術を採った。
 連係の精度は徐々に上がり、片岡(1試合平均7.5得点)熊谷(6.6得点)柳川(5.1得点)ら日本人の得点も伸びてきた。右足を痛めている石川(8.2得点)は復調すれば、2桁得点が期待できる。

<パス回しに重点>
 チームは今週、パスのタイミングを合わせる練習に重点を置き、新戦術の連係を入念に確認。日本人が計50得点できれば、チームで80得点が見えてきそうだ。
 17日まではリーグ中断期間で試合がなく、19、20日に栃木、23日にA東京戦をホームに迎える。間橋監督は「今の時点で何勝何敗かは考えず、これからのチームづくりに集中している」と強調する。戦術面の試行錯誤を繰り返しながらも、難敵に食い下がっていきたい。(佐藤夏樹)


2016年11月13日日曜日


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