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<ソニー仙台>きょう第2S優勝懸け最終戦

13日の流経大龍ケ崎戦に向けて練習する村田(左)=11日、多賀城市のソニー仙台グラウンド

 サッカー日本フットボールリーグ(JFL)のソニー仙台は13日、宮城県利府町の県サッカー場で、第2ステージ最終節、流経大龍ケ崎戦に臨む。昨季初の年間王者に輝いた仙台は、首位ホンダFCと勝ち点2差の2位。年間王者を決めるチャンピオンシップに出場するには、第2ステージの優勝が欠かせない。連覇に向けた重要な一戦となる。
 第1ステージは7位と振るわなかった。第2ステージも開幕から4戦勝ちなしと低迷したが、直後から前節まで10連勝し、一気に巻き返した。優勝には白星が絶対条件。ソニー仙台が勝てば、ホンダFCが引き分けでも得失点差で優位に立つため、仙台のステージ制覇となる。
 対戦する8位の流経大龍ケ崎は、第1ステージ覇者。ソニー仙台の石川雅人監督は「相手は強敵だが、連覇のために何としても勝つ」と語った。

◎今季で引退FW村田/大一番「ただ集中」

 試合に懸ける思いは、誰よりも熱いに違いない。ソニー仙台の「顔」、FW村田純平(34)=仙台市出身=が、在籍13年目の今季限りで現役を引退する。「次が最後かもとは、一切考えない。目の前の試合にただ集中する」。神経を研ぎ澄まし、大一番に臨む。
 東北学院大を卒業した2004年に入団。すぐに中心選手となった。182センチの長身を生かしたポストプレーを武器に、得点を量産した。その裏で、けがの痛みと闘う日々を過ごした。
 08年に右膝半月板を損傷。12年に左膝前十字靱帯(じんたい)、13年は左足首の手術を受けた。
 「けがぐらいで、気持ちが折れてたまるか」と、近年はテーピングを巻いて強行出場。だが、毎月多い時で2本打つ痛み止めの注射が、効かなくなってきた。チーム最年長は「クラブに慰留され悩んだが、成長している若手にチームを託せると思った。そろそろ引くべきだと感じた」と語る。
 今季は現時点で29試合中20試合に出場。全て途中出場ながら計3得点と勝負強さを見せた。「次戦も恐らく途中から。相手の弱点を見極めゴールする」と闘志を燃やす。
 13年間で最大の喜びは、昨季初めて年間王者に輝いた瞬間という。自らの得点で優勝をたぐり寄せた。「またあの感動を味わいたい」。村田の戦いはまだ終わらない。(狭間優作)


2016年11月13日日曜日


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