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<NPOの杜>冬を迎える路上生活者

 北風が吹く季節。仙台市内にも路上で生活する人たちがいます。彼らにとって冬は最も過酷な季節です。中には凍死しないように街なかを夜通し歩き続ける人もいます。
 NPO法人仙台夜まわりグループは、寒い冬の間に路上生活者が凍死したり餓死したりしないようにと、2000年1月に夜回りを始めました。彼らの安否を確認しながら、温かいみそ汁や食べ物を提供して回るのです。
 その活動は徐々に拡大し、今では炊き出し、病気への緊急対応、簡易住宅や物資の提供、就労支援などの多様な取り組みを通して、路上生活者の命を支えています。
 これまで500人を超える路上生活者を社会復帰へとつなげてきました。そこには多くのボランティアの参加があり、支援物資の提供や寄付などの市民の協力が大きな力となりました。
 しかし、いまだ100人以上が路上生活を強いられている仙台。もちろん社会に復帰するには本人の努力が大切ですが、そこへ至るまでは、私たち市民の支えが必要です。
 支援活動のモットーは、「できる人ができる時にできることを」。この冬を越すための「夜まわりグループ」の活動にご協力ください。
(認定NPO法人杜の伝言板ゆるる 堀川晴代)


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2016年11月14日月曜日


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