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中学必修で注目 フォークダンス「いいね!」

踊る楽しさを実感しながらフォークダンスの指導法を学ぶ教員たち=6日、名取市の尚絅学院大

 中学の保健体育の授業で2012年度にダンスが必修化されたのを受け、公益社団法人日本フォークダンス連盟(東京)が教員向けの講習会に力を入れている。「今どきの」先生はフォークダンスになじみが薄く、授業はヒップホップに偏りがち。連盟は「フォークダンスにも注目して」と呼び掛けている。

 6日に宮城県名取市であった初の講習会には教員約50人が参加。「マイム・マイム」「おお、スザンナ」といった定番のほか、日本民踊など計10曲の振り付けを習った。
 右手、左手と握手を繰り返しながらパートナーが目まぐるしく入れ替わる「グランドチェーン」では、模範演技にどよめき。日本民踊の「ソーラン節」では「皆さんの動きはボートのこぎ方。和船をこいでください」と指摘を受けた。
 参加した仙台市の教員熊谷美希子さん(56)は「今の子どもたちは現代的なリズムのダンスに慣れているが、手をつないで一緒に踊るフォークダンスには知らない人同士でも自然に楽しめる良さがある」と語った。
 学習指導要領によると、ダンスの授業では「創作ダンス」「フォークダンス」、ヒップホップなど「現代的なリズムのダンス」の中から一つ以上を選んで指導することになっている。ただ、教育現場には「フォークダンスを習う場が少ない」という声も多かった。
 連盟宮城県支部副支部長の門間巌さん(69)は「若者からお年寄りまで手軽に踊れ、コミュニケーションを豊かにするフォークダンスを子どもたちに教えてほしい」と話す。問い合わせ先は門間さん022(767)0788。


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2016年11月15日火曜日


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