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蔵王移住の先輩がアドバイス 相談室開設

相談室の運営について話し合う関係者

 宮城県蔵王町内8カ所の別荘地でつくる「みやぎ蔵王別荘協議会」は、同町への移住希望者向けの無料相談窓口「蔵王移住相談室」を開設した。相談に応じるのは「先輩」に当たる移住者。自らの経験に基づいてアドバイスを送り、スムーズな移住の実現に結び付けたい考えだ。
 町内各地の空き物件や農地、就労先を紹介し、教育や医療、福祉といった暮らしの情報を提供する。現地を案内したり、公的機関に取り次ぐなど、オーダーメード型支援を目指す。
 相談室には相談員や地元住民ら10人余りが携わる。「農業」担当の相談員、庄子重靖さん(44)は今春仙台市から移住し、イチゴ栽培に取り組む。「農地がなかなか見つからないなど自分の苦労を踏まえ、必要な手続きを含めて就農を応援したい」と話す。
 転入から転出を引いた町の社会増減は2013年が13人、14年が2人の転入超過だったが、15年は38人の転出超過に転じた。移住者獲得に力を入れる町は、県補助金を活用して約120万円を協議会に助成。相談室運営を委託した。
 相談室は、同町遠刈田温泉小妻坂の県道沿いにある直売所跡地を改装して整備した。営業は土日祝日の午前10時〜午後4時。連絡先は相談室0224(26)6115。


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2016年11月15日火曜日


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