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<楽天>入野フォーク磨く 制球の安定課題

12日の紅白戦で好投した入野=マスカットスタジアム

 入野貴大が12日の紅白戦で好投し、首脳陣にアピールした。梨田昌孝監督が「球が強く、スライダーも良かった」と、この日登板した6投手の中で、一番目立った投手として名前を挙げた。
 白組先発として2回を投げて1安打無失点。オコエ瑠偉と三好匠から連続三振を奪った。与田剛投手コーチも「制球が課題だったが、投球フォームのバランスが良くなっている」と評価した。
 それでも、入野は満足しない。「まだまだ。フォークボールがいい時と悪い時の波が激しく、狙った所にいかない」と首を振る。
 今キャンプでフォークボールの制球を高めようと、投球練習で直球と交互に投げ、リリースポイントを安定させようと努力する。
 もともと、直球とスライダーで打者を追い込み、フォークボールで三振を取る投手。プロ入り後はスライダーの良さが目立つが、「フォークで三振を取りたい」との思いは変わらない。
 独立リーグを経由したプロ2年目の苦労人。1年目は19試合を投げて中継ぎとして頭角を現したものの、今季は内転筋のけがもあって4試合、防御率12.27と不本意だった。「必死さが足りなかった。どこかで妥協があったのかもしれない」と反省を口にする。
 今秋のドラフトでは育成を除いて8人の投手が指名され、競争は激化する。入野は中継ぎなら40〜50試合の登板、防御率3.50以下を目標に掲げ、「来季無理なら終わり。春季キャンプから1軍に入り、そのまま開幕を迎えたい」と危機感を隠さない。(浦響子)


2016年11月16日水曜日


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